Garden to table・・・at Rosmarinus

バラの咲く時期に合わせたレッスンです。本当ならその場で摘んでいただきたいのですが、時間もかかりますし、レッスン日の午前中は雨マーク。

私が前日に摘んでおくことにしました。

さて、器はご持参いただいて、器の雰囲気とお花の雰囲気が合うように

そして日ごろのレッスンでの成果を生かす時です。

植物の組み合わせというのはドライフラワーであっても、プリザーブドフラワーであっても同じになります。難しいことは抜きにして楽しんでいただくことにしました。

すてきな器をお持ちになって生けられました。

とてもセンス良く生けられています。

実がなったジューンベリー、銅葉のディアポロ、サラサウツギ、バラはノヴァーリス、手前のブルーのお花はセントーレアモンタナ。

器に合わせて、植物をチョイスしていただきます。アンティークの銅の入れ物に渋い色合いのノヴァーリスは合いますね。

 

大ぶりのバスケットにニュードーン、白とマゼンタ色のハーブのヤロウ、広葉マウンテンミント、シレネ・・優しいアレンジになりましたね。

お義母さまからいただいたという籠に・・・ホタルブクロ、ホスタ、ペンステモン、オカトラノオ、オダマキ。日本の籠はやっぱりこんな野草が合いますね。

赤いつぼみが実のようなレダ、ニュードーン、オルラヤ、アルケミラモリスの花、スグリの葉、オルラヤ。若々しいかわいい雰囲気ですね。

バラは、ユージェーヌイーマリルとレオナルドダビンチ、フタマタイチゲ、オカトラノオ、アルケミラモリス。しっとりとした雰囲気ですね。

 

 

他にアレンジしていただきましたが、何点かで・・・

おかげさまで昨年あたりから、こんなふうに生徒さんに庭のお花を使ってアレンジを楽しんでいただけるようになりました。

なくなった実母も若いころにお寺の奥様から生け花を習っていたそうです。花材は、境内にある植物を使ってと聞いていました。

私もいつかそんなふうになれたらいいなと思っていましたが、(あまり意識はしていませんでしたが・・・)実現出来たのですね。

私は夢という夢はもっていませんが、思い続けていくと叶うのかなと最近気が付くようになりました。

生徒さんが喜んで下さることが何よりうれしいことです。

今回は八ヶ岳の生徒さんだけでしたが、このバラの咲く時期に平塚の生徒さんにも体験していただきたいレッスンです。

 

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コメント: 2
  • #1

    yumin (金曜日, 24 6月 2016 22:45)

    とても楽しいレッスンでした。お庭から摘んで頂いた沢山のお花を贅沢に使った夢のような時間でした。お庭で太陽をいっぱい浴びて咲き誇り、、アレンジして楽しまれ、それぞれの家に飾られみんなを癒し、先生が丹精込めて育てられたお花たちも、その命を十分に輝かせることが出来たのではないでしょうか。これからも月に1回のレッスン次はどんな作品が待っているのか楽しみです。

  • #2

    midorinosizuku (土曜日, 25 6月 2016 09:40)

    yuminさん、いらしゃいませ。コメントありがとうございます。
    夢のような…なんだか照れますね~~私も楽しい時間でした。
    まだ散りそうにもないお花を切ってしまうのはもったいないような・・かわいそうな・・・でも切ってあげるとまた楽に呼吸が出来るのではないかなんて思いながら、また、こんなふうに皆さんのお役に立てたらお花も本望ではないか・・なんて思います。素敵な器をご持参なさってあとはちょっとしたアドバイスで素敵にアレンジされました。
    普段から美しいを見慣れていらっしゃるというのも秘訣になりますね。